2019年04月22日 20:01 カテゴリ:お困りの症状
骨折!!!えっ?そんなにかかるの?
岡崎市の南公園の近くにある、「痛み」「姿勢」「動作」の専門院として生活に新しいプラスαの提供を目指す町の小さな鍼灸接骨院のからだケアパークです。
先日、知人が転倒して肘(上腕骨)を骨折してしまったそうです。
ギプスを巻いていて肘を動かせない状態で生活するのは、なかなか大変そうでした。
いざ、交通事故やスポーツ中など、思いもよらないケガをしていまい骨折と診断を受けると、骨折の場所や状態にもよりますが、ギプス・アルフェンスシーネ・プライトンなどで局所安静の目的で固定となるのが一般的です。
場合によっては手術となるケースだってあります。
固定となると、気になることがいくつか出てきます。
・固定の為のギプスはいつ外せるの?
・いつになったら、骨がくっつくの?
・いつから、動かしても大丈夫なの?
・いつ仕事復帰できるの?
・いつからスポーツが再開できるの?
など、今後の治療計画がとても気になります。
骨折の場所や程度によっては、ギプスなどの固定材料を付けっぱなしとなり、外せない場合も珍しくありません。
また、あらかじめ予定していた家族旅行や仕事の出張を固定期間中に向かえるケースも出てきます。
そんな時、骨折の治療スケジュールがある程度分かれば、決まっていた予定を調整することもできたりして、気分的にも大変助かります。
もし、不運にも骨折をしてしまい、治療スケジュールが全く分からなくて困っている方には、一応参考となるものがあります。
もちろん、詳しくは担当の先生に確認をして頂く必要がありますが、おおよその治療スケジュールはこちらで確認することができるかと思います。
骨折してから骨癒合または機能回復までの期間を、各部位ごとにまとめたものとして有名なGurlt(グルト)の表とColdwell(コールドウェル)の表です。
Gurltの表は、最良の条件下において、骨癒合までの最短の日数を示したものと考えられています。
いずれの表も、画一的に保存療法をおこなっていた時代のものの為、実態に合わなくなってきている場合もあります。
また、年齢、全身の健康状態、骨折の状況によっては、治療スケジュールは様々です。
担当の先生の指示に従いながら、あくまでも参考にして頂ければと思います。
下の表内に仮骨(かこつ)という言葉が出てきます。
骨が折れてしまうと、骨折部の修復過程では骨芽細胞が細胞分裂を行い骨の修復をおこないます。
まだ、完全に修復していない状態の時期にレントゲン撮影をおこなうと、薄っすらと白い”もやもや”したものが確認がすることができます。
これを仮骨といい、しっかり頑丈な骨になる前の仮の骨のことです。
仮骨がレントゲン上で確認できると、骨折部の修復過程としては、ひとまず順調だと考えられています。
【Gurlt(グルト)・Coldwell(コールドウェル)の表】
【ホームページ】
Posted by からだケアパーク鍼灸院接骨院